【 SOSOUSO BLOG 】

作曲家・編曲家 TERAMURA SOがDAW・DTM、 音楽機材、DIY等についてゆるく書くブログ

画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
 
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明
画像の説明

Core i9-9900KをDTM用PCで空冷OC、ベンチマーク公開!!

f:id:teramuraso:20181130025201j:plain


テラムラ ( @SO_TERAMURA  ) だよ。

今年も黒金ことブラックフライデーが嵐のように過ぎ去っていきましたね。

狙ってた商品をばっちりGETできた方、つい勢いで使うかどうかわからないプラグインを買ってしまった方、山賊に身ぐるみをはがされたくらい散財して途方にくれてる方、
みなさま良いお買い物ができたでしょうか!?

 

f:id:teramuraso:20181201162757j:plain

僕はといえば、

『Windows10ではCPUやマザーボードなど主要構成部品の変更があっても特に設定などを必要とせずにOSが起動可能、Microsoftアカウントを取得して紐づけておけばライセンス認証も通る』

ドスパラ:Windows 10 でハードディスク以外のハードウェアを変更して、そのままOSのライセンス認証をする方法

という有益な情報をうっかり入手してしまったタイミング、
さらに狙ってたCPU Core i9-7900Xよりもだいぶ安いCore i9-9900Kが販売されることを知り、来年夏までにと密かに企んでいた制作用PCのスペックアップを前倒しにして行いました。 
(※よく考えたら全然ブラックフライデーの恩恵は受けていなかった。笑)

 

音楽制作用PCについては以前にも下記のブログを書きました。

 

 

納品前・締切前、編曲を進めていくにつれてやはりトラック数もプラグインの数もだいぶ増えてくるのでPCへの負荷が高まり下記のようなことがしばしばありました。

  • 負荷を減らすためにフリーズトラックにしようと思ってもフリーズトラック中に固まる。
  • MIDIがきちんと発音・再生されない。
  • バッファーサイズを最大にしてもオーディオがきちんと再生されない。
  • 書き出しにすごく時間がかかり待ってる間に眠くなる(実時間の5倍とか・・・)
  • まれにプロジェクト自体を立ち上げた直後に落ちることも。

メモリはすでに32GB積んでたのですが、さらにメモリを増やせば解消されるかもと淡い期待を抱き、数か月前に48GBにしてみましたが体感としてはまったく改善されず、がっかりしたのを覚えています。(そのメモリーは売却し、現在は32GBに戻しています)
これまでCPUはCore i7-6700k(4コア8スレッド4.0GHz)を定格で使っていました。
新しいCore i9-9900K(8コア16スレッド3.6GHz)は定格時の速度は劣るもののコア数が倍になるということでだいぶ期待していました!!!!!

発売直後は品薄でなかなか手に入りませんでしたが無事にGETできたので
写真やCore i9-9900KをOC(オーバークロック)したベンチマーク等を見ていきましょう!!

 

 

ASUS ROG STRIX Z390-F GAMINGIntel Core i9-9900K

ASUS ROG STRIX Z390-F GAMINGとIntel Core i9-9900K

 CPU:Intel Core i9-9900K

f:id:teramuraso:20181130025135j:plain

 f:id:teramuraso:20181130025145j:plain

f:id:teramuraso:20181130025152j:plain

近未来感凄い!!笑

f:id:teramuraso:20181130025226j:plain

斬新なこのパーケージデザイン考えた人は良い仕事したなぁ~!!と思います。(誰目線だ!?笑)

f:id:teramuraso:20181130025219j:plainf:id:teramuraso:20181130025210j:plain

マザーボードASUS ROG STRIX Z390-F GAMING

f:id:teramuraso:20181130230907j:plain

f:id:teramuraso:20181201192417j:plain

 

f:id:teramuraso:20181130085727j:plain

f:id:teramuraso:20181130085719j:plain

ステッカーもついています。こういうのどこに貼ればいいんだろう。

f:id:teramuraso:20181130085746j:plain

 

ドアハンガー!?(ノブにかけるやつ)もついてます。

 

せっかくだからつけてみました。

『我はゲーム中だぁ~!!入ってくれるなよ!!ヒャッハー!!』みたいな!?

f:id:teramuraso:20181201162058j:plain

組み込み

あ~基板てカッコいいよね。

f:id:teramuraso:20181130085736j:plain

Core i9-9900Kをマザボにセット。

f:id:teramuraso:20181130085655j:plain

グリスを塗ります。

f:id:teramuraso:20181130085648j:plain

ところで『Pro Overclocker』って肩書カッコよくないですか!?

f:id:teramuraso:20181203195501j:plain

来世は『Pro Overclocker TERAMURA』になってドバイあたりに住みたい。

f:id:teramuraso:20181130085642j:plain

 

で、入れ替えるためにこれまで使ってたマザーボードをケースから外します。
DTM用なのでグラボは積んでません。(Firewireカードがささってます)

f:id:teramuraso:20181130085712j:plain

埃もキレイに掃除してスッキリ!!

 

そして配線類を外していきまmnvbijtsrhgy8rhpht4njksdihga7ウェー0「fりー0

ここでアクシデント発生!!

どうしても一か所外せないケーブルがあってジワジワ力をかけて引っ張ってたら端子の枠ごと外れててしまい、かつ直そうとしたらピンが折れてしまいました。。。。。。
これまで過去に3台自作したけどこんなミスは初めてだったのでだいぶガックリきました。。。古いマザーボードもサブPCで使うつもりだったのに!!

 

とにもかくにも新PCを完成させないことには仕事もできないので気を取り直して作業を続けます。

HDD4台、SSD2台つないでるSATAケーブルの順番が変わらないように養生テープに番号を書いて付けました。笑

f:id:teramuraso:20181130085704j:plain

 

CPUファンを前のマザボから外して新しいマザボに付け替えます。

f:id:teramuraso:20181130085636j:plain

『は~Core i9-9900KでCPUファン水冷にしねぇの!?』
ってツッコミもありそうですが空冷でいきます。
このあとメモリはめて配線をして無事に組みあがりました!!

 

そして気づいたんだけどなんとパネルの側面が光る!!そして色が変わる!!

f:id:teramuraso:20181130221557j:plain

マジで組み終わるまで気づかなかったんだぜ。。。

f:id:teramuraso:20181130221604j:plain

f:id:teramuraso:20181130221611j:plain

 

OCの設定でもするかと思ったところ、あれ、、、
さらにアクシデントその2発生!!

起動しても画面が映っていない。

 

そ、そんな馬鹿な。。。配線は間違ってないはず。

オンボードLEDもエラーランプは点灯していない。

念の為メモリをさしなおしたり電源入り切りするも変わらない。

滝のように流れ出る冷や汗と全身の震えをこらえながら15分ぐらい超真剣に悩んだ結果もしや・・・!!

と思いついた。

今まではPCとモニターをDVI接続してたけど新しいマザボHDMI接続しかなくて初めてHDMI接続にしたのね。

モニター側で入力を(HDMI)に切り替えていないだけだった。笑

HDMIに切り替えて画面が映ったときはホッとしたわ。。。
なんとも単純なミスでした。。。
くっオーバークロッカーへの道は険しいぜ。。。

 

OC(オーバークロック)設定

 

起動チェック後BIOSUEFI)に入りOC(オーバークロック)の設定を行います。

【※オーバークロックは、メーカー保証外の動作となるため、オーバークロックが原因で呼称・不具合が起きても、メーカーのサポートは受けられません。自己責任でお試しください。】

f:id:teramuraso:20181202003803j:plain

とりあえず4.7GHzで諸々設定してみて起動、ベンチマークソフト(CINE BENCH)

で何回か負荷をかけても問題なさそう。

そのまま5GHzに変更してみたらWindowsが立ち上がるところでブルースクリーン

CPUの電圧を上げてあげたら起動OK、CINE BENCHを数回回してもOK。

あっさり全コア5GHzイケました!!9900k凄い!!

f:id:teramuraso:20181202005807p:plain


ネットの前評判で温度は少しビビってたけど言われてたほどアツくないよね!?
アイドル時34℃~高負荷時80℃くらいだったら許容範囲化かと!!

f:id:teramuraso:20181202005641p:plain

 

では、おまちかねのベンチマークを見ていきましょう!! 

ベンチマーク(Benchmark)

CrystalMark 2004R7

i7-6700k(4.0GHz)
 381243

f:id:teramuraso:20181202022446p:plain

i9-9900k(3.6GHz)
 585145

f:id:teramuraso:20181202022511p:plain

i9-9900k(5.0GHz)
 765540

f:id:teramuraso:20181202022533p:plain

CrystalMark 2004R7 ベンチマーク

 

CPU-Z

i7-6700k(4.0GHz)
Single:  466.7
Multi  :2289.1

f:id:teramuraso:20181202025539p:plain

i9-9900k(3.6GHz)

Single:  429.0
Multi  :4286.6

f:id:teramuraso:20181202025602p:plain

i9-9900k(5.0GHz)
Single:  591.5
Multi  :5933.7

f:id:teramuraso:20181202025618p:plain

CPU-Z ベンチマーク

CINE BENCH R15

https://www.maxon.net/en/products/cinebench/

i7-6700k(4.0GHz)
854

f:id:teramuraso:20181202030738p:plain

i9-9900k(3.6GHz)
1547

f:id:teramuraso:20181202030805p:plain

i9-9900k(5.0GHz)
 2155

f:id:teramuraso:20181202030822p:plain

 
タスクマネージャーからCINE BENCHの『システムの優先度』を『リアルタイム』に変更すると2200を超えました。(これ以外は全て『通常』で計測しています。)

f:id:teramuraso:20181202034144p:plain

CINE BENCH R15 ベンチマーク


では
上記のベンチマークDTM上ではどのようなことに反映されるのか!?


プロジェクトの読み込み時間、オーディオミックスダウンの書き出し時間を比較してみます。

プロジェクトの読み込み時間・書き出し時間

サンプル楽曲(※これまで実際にお仕事で納品したデータ)をA・B・Cと3種類用意しました。 

  • サンプル楽曲A 約4分 約70トラック 29390KB
  • サンプル楽曲B 約3分 約50トラック 18208KB
  • サンプル楽曲C 約3分 約60トラック 25556KB

 

サンプル楽曲A 読み込み時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
1:30 1:30 1:09
サンプル楽曲A 書き出し時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
2:58 2:50 2:16


サンプル楽曲A 読み込み時間・書き出し時間 ベンチマーク

  • 6700k(4.0GHz)と9900k(3.6GHz)では読み込み時間・書き出し時間ほぼ変わらず。
  • 両者より9900k(5.0GHz)は1.3倍速かった。 

 

サンプル楽曲B 読み込み時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
1:05 0:55 0:42
サンプル楽曲B 書き出し時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
14:33 5:05 3:13

 

サンプル楽曲B 読み込み時間・書き出し時間 ベンチマーク

  • 6700k(4.0GHz)の書き出し時間がなぜこんなにかかるのかは不明ですが再現性はあるので計測ミスではないです。納品するとき書き出しキツカッタなぁ。。。
    (実時間で書き出し推奨)
  • 9900k(5.0GHz)と9900k(3.6GHz) を比較すると読み込みは1.3倍の速度、書き出しは約1.6倍の速度でした。

 

サンプル楽曲C 読み込み時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
1:35 1:40 1:00
サンプル楽曲C 書き出し時間
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
2:24 2:30 1:50


サンプル楽曲C 読み込み時間・書き出し時間 ベンチマーク

  • 読み込み時間・書き出し時間ともに9900k(3.6GHz)よりも6700k(4.0GHz)のほうが若干速かった。
  • 9900k(5.0GHz)は6700k(4.0GHz)より読み込み時間で1.6倍、書き出し時間で1.3倍速かった。

 

続いて、定番ソフトシンセ2種類でそれぞれ最大何トラックまで立ち上げて問題なく使用できるか?を実験します。

ソフトシンセを最大何トラックまで立ち上げ再生可能か?

今回は
『48kHz/32bit/BPM120のCUBASEプロジェクト上で、
4和音のコード進行8小節を問題なく再生できればクリア!!』
というルールにします。オーディオパフォーマンスのメーターがMAXまでいってても音が途切れたりしないでちゃんとでてればOK。

f:id:teramuraso:20181203202539g:plain

 

まず Spectrasonics Omnisphere 2!!

f:id:teramuraso:20181202231012p:plain

Spectrasonics Omnisphere 2
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
31トラック 51トラック 77トラック


Spectrasonics Omnisphere 2 ベンチマーク


 

続いて Native Instruments MASSIVE!!

f:id:teramuraso:20181202231038p:plain

Native Instruments MASSIVE 
6700k(4.0GHz) 9900k(3.6GHz) 9900k(5.0GHz)
32トラック 58トラック 81トラック


Native Instruments MASSIVE ベンチマーク

 

  • 同じメモリ容量(32GB)でも立ち上げられるインストゥルメントトラック(ソフトシンセ)の数の差が
    6700k(4.0GHz)と9900k(3.6GHz)では約1.6倍~1.8倍、
    6700k(4.0GHz)と9900k(5.0GHz)では2.5倍以上
    ある結果でした。

まとめ

ベンチマークいかがでしたでしょうか?

速度に関してはHDD→SSDに変えた時ほど劇的な差は無い物の1.3倍~1.6倍の差が重なり続ければ制作速度にも差が出てくると思います。

(※SSDの価格もだいぶ下がっているのでM.2のものに変えたいですね)

最後のプラグインの立ち上げられる数はここまで差が出るとは正直予想していない結果でした。

CPUへの電圧はデフォルトから1.29V(OK)→1.27(OK)→1.25Vまで落とすとCINE BENCH R15が完走できず落ちてしまったので現在1.27Vで使用、安定しています。

ストレスを極力減らし、テンション・モチベーションを下げることなく快適に制作し続ける環境を整えることは本当に大事です。
(費用対効果にもよりますが)時間をお金で買うという考え方もできます。
超高性能なCPUがこれまでよりも安く買えるようになって嬉しい時代ですね。
パソコンの速度に満足していない方はぜひ8コアも検討してみてはいかがでしょうか!?

 

最後は本物のPro Overclocker清水さんの動画で締めたいと思います。

ではまた来週!!7.3ギガー!!!!!!!!


7.3GHz?~i9-9900K de LN2 OCチャレンジ~

 

▼楽曲制作・S.E.制作のご依頼・お見積もり・ご相談等▼
▼お気軽にお問合せください!! ▼

【読者登録はこちらから!!】

 

人気の記事