【 SOSOUSO BLOG 】

作曲家・編曲家 TERAMURA SOがDAW・DTM、音楽機材、DIY等についてゆるく書くブログ

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デジテック最新ワーミーペダル、ワーミー5レビュー※音源有

>>> 筆者の楽曲が聴けるSpotify Playlistはこちら <<<

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テラムラ (@SO_TERAMURA)  です。

 

先日、DIGITECH (デジテック) のワーミーペダルを購入しました。

写真の左下に写ってる赤いヤツです!!

https://www.instagram.com/p/BVkf5z0lKwT/

 

真っ赤っか!!

 

ワーミーペダルシリーズの5世代目にあたるWHAMMY5という機種です。

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けっこうたくさん種類があります!!笑

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バンドマン時代はまったく興味がなかったのですが最近気になっており

中古で安くで出てたので(昔は高かった)ポチってました。笑

 

 

ワーミーペダルとは

一言でいうと


”足下のペダル操作(踏み込んだり戻したり)で音程を無段階に(滑らかに)コントロールできる機器”

です。

 

こちらの動画を見ていただくとよくわかると思います!!

どうぞ!!


1:30~

トムモレロ(裸にキャップの人)がワーミーを踏み込んでるシーンが一番分かりやすいと思います。


通常ギターでは出せない音域や音程の変化を作り演奏できるので
特徴的なフレーズ、ニュアンスを生み出すことが可能です。

 

デジテック ワーミーペダル ワーミー5 解説&レビュー!!

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右下のスイッチでオン・オフ、右上のダイヤルでモード選択、左のペダルで操作するという至ってシンプルな操作部です。

 

モード種類(WHAMMY  / HARMONY / DETUNE)

もっとも有名でかつ実際に使用されているのは踏み込みきった状態で

2オクターブ音程が上がるモードです!!

記憶の範囲でライブハウスではこのモード以外使ってる人見たことないです。

その他にもモードはたくさんあって

  

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【WHAMMY(ワーミーモード)】

・2オクターブアップ
・2オクターブダウン
・1オクターブアップ
・1オクターブダウン
・5度アップ
・5度ダウン
・4度アップ
・4度ダウン
・2度ダウン
・3オクターブダウン(DIVE BOMB)
の10種類!!

【HARMONY(ハーモニーモード)】

・-1オクターブ / +1オクターブ
・-5度 / -4度
・-4度 / -3度
・+5度 / +7度
・+5度 / +6度
・+4度 / +5度
・+3度 / +4度
・+2度半 / +3度
・+2度 / +3度
の9種類!!
(※左側の音程がペダル手前の状態で鳴る音、右側の音程がペダル踏み込んだ状態で鳴る音です。)

【DETUNE(デチューンモード)】

・Shallow(浅い)
・Deep(深い)

の2種類!!
(※DETUNEとはわずかに原音とピッチをズラした音を加えて、美しい響きを演出する効果です。)

 

となっています。

 

音源サンプル

先日応募したサウンドデザイナー誌のアレンジコンテストではワーミーを

2OCT UPの設定で鳴らしています!!

0:33~0:42あたりです。

 

他にもサンプルフレーズをいくつか録音したので聴いてみてください!!

 

【△OCT(踏み込んで1オクターブUP)】

 

【△4TH(踏み込んで4度UP)】

 

【DIVE BOMB(踏み込んで3オクターブDOWN)】

ピッキングハーモニクスを同時に複数鳴らしピッチダウンするとこのような効果が出せます。 

 

【DETUNE(前半がSHALLOW、後半がDEEP)】

 

【HARMONYモード(手前でオクターブ下、踏み込んで1オクターブ上)】

 ※ハーモニーモードは原音と同時に指定している音が鳴ります。

 

【HARMONYモード(手前で5度上、踏み込んで6度上)】

※ハーモニーモードは原音と同時に指定している音が鳴ります。


ちなみに以前書いた記事の”ワウペダル”は
音程を変えるのではなく周波数帯域を変化させることで音色を変化させるものです。


過去のWhammy

XP-100

昔ワーミー3世代目にあたるXP-100 (Whammy-Wah)も所有してました。 

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XP-100はワーミーの他に、ワウ、オート・ワウ、ボリューム、ハーモナイザーなどを盛り込んだ多機能な機種。

 

飛び道具的な位置づけで考えると音痩せはまだ我慢できるけど、
レイテンシー(音の遅れ)が酷く使いづらかった。。。

 

(あとペダルを踏み込んだ時に受ける部分の透明な丸い樹脂みたいのが必ず割れる!!笑)

 

Whammy 20th Anniversary Limited Edition

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こちらは20周年を記念して販売された2000台限定の
Digitech Whammy 20th Anniversary Limited Editionです。
赤いボディがトレードマークのワーミーですが(※ただしⅡは黒、BASSは青)
鏡面加工されたシルバーボディがとてもかっこいいですね。

 

変更点と実際に弾いてみた感想

月日を経て、今回のワーミー5、色々バージョンアップされています!!

・フットスイッチがトウルーバイパスになり、音痩せも感じませんでした。

レスポンスもよく、レイテンシーを感じないので違和感なく快適に楽しく演奏できます!!

Whammy4は、AC12Vのアダプターが必要でしたが

Whammy5からは一般的なエフェクターと同じセンターマイナスのDC9Vアダプター(※ただし1300mA)で駆動できるようになったのも嬉しいところですね。

・ミニスイッチでCLASSICとCHORDSのモード選択が可能になりました。

ペダル自体の踏み込み具合がやや重めなので操作に関しては慣れが必要だと思います。

アウトプットは一本化(ドライ・ウェット)されています。

MIDIは従来どおり使用可能です。

 ・アメリカンなデカいロゴはとても気に入ってます!!

(踏んでる時は見えないけどね。笑)

 

さらなる進化を期待して

個人的にひとつ要望があるとすれば

ハーモニーモード(▽OCT△OCT以外)は実際の曲中でつかうのがかなり難しいと思うのでキー設定できるようにしてほしい!!

そしたらさらに素晴らしいペダルになると思います!!

(ハーモニーモード使わない人多いと思うけど。。。)

現状だと本気でハーモニー使いたい人はBOSSのPS-6あたり買うのかな!?。。。

ハーモニーモード(▽OCT△OCT以外)でカッコいいフレーズ弾いている動画とかあるかなぁと思って

Youtubeとかけっこう探したけど見つからなかったよー。

(※知ってる人いたら教えてください!!)

 

 

【おまけ】

下のデジテックのページに詳しく書いてありますが
実は本来は”ワミー”だったのに”ワーミー”に間違えてしまいそれが定着してしまったようです!!

DigiTech-Japan-: Whammy

DigiTechのインテリジェント・ピッチシフター“IPS-33B”にピッチシフターのインターバルをエクスプレッション・ペダルによって変化させる機能が初めて搭載されたとき、多くのミュージシャンがその機能を絶賛し、こぞって楽曲に取り入れたため、その機能を多くのギタリストにも利用できるように単体ユニットとして開発されたのがWhammy Pedalの起源。
レスポールなどのノントレモロギターでもアーミングプレイのような効果が得られることから、Whammy Bar(英語ではトレモロユニットをワミー・バーと呼ぶことがある)をもじってWhammy Pedal(ワミーペダル)と命名されたが、日本ではなぜかカタカナにしたとき“ワーミー”と間延びしてしまった(米国でワーミーくださいと言っても全く通じないのでご注意を)。 

 

デジマート特集記事にもかなり詳しく書いてあるので
興味ある方はぜひご覧ください!!

 

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